独自技術による競争力のさらなる強化と新分野へのチャレンジを推進
 

 主力事業である放電加工・金型製造の総合的な競争力の強化やデジタルサーボプレスによる部品加工事業の強化、 クロムフリー塗料の拡販を進めるとともに、電池部品の溶射加工など新分野への事業拡大に注力していきます。

       
代表取締役社長 二村勝彦 代表取締役会長 二村昭二
代表取締役社長 二村 勝彦 代表取締役会長 二村 昭二


新たな事業体制の整備を推進

 今期(2011年2月期)は、表面処理部門では新たな加工分野である電池部品の溶射加工の事業伸長に向けた取り組みを積極的に展開いたします。また、クロムフリー塗料の国内外への販売体制の整備、機械装置等部門では部品加工の受注拡大に努めるなど、業績回復を目指し成長分野へのさらなるチャレンジを行ってまいります。しかしながら、産業用ガスタービンや航空機エンジンの分野などでは引き続き厳しい経営環境が続くと見ており、売上面では若干ながら減収を見込んでいます。  


■メカトロ技術を駆使した提案型受注の拡大
 機械装置(メカトロ)関連におきまして、高精度を有する当社の直動式デジタルサーボプレス「ZENFormer」を使用した新たな工法による加工開発の受注案件が増加しております。すでにテスト段階を終え、量産が決定している案件もあり、機械装置の販売を含め事業体制の拡大および強化を進めています。

■クロムフリー塗料「ZEC-888」の販売体制の整備
 主に自動車分野への普及を推進しているZEC-888につきましては、取り扱い代理店の選定および自動車メーカーによる使用承認の取得が徐々に進んでおります。また、海外ではイタリアにおける委託製造販売体制の構築、中国での販売代理店の整備を進めており、国内外とも業績に寄与する体制を目指してまいります。

■電池部品の溶射加工への参入
 電気エネルギーの有効利用に不可欠と言われております産業向け電池部品の溶射加工を新たに手がけてまいります。当社の係るこの産業向け電池は、昼夜間の電力需要の格差や、自然エネルギーの発電量のムラなどの電力ロスを抑制したエネルギー効率化の要となる大型電池で、「スマートグリッド」の普及に伴い、需要の増大が見込まれております。