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第49期 事業報告

 当連結会計年度におけるわが国経済は、海外経済の改善や政府の緊急経済対策の効果などを背景に、一部景気の持ち直しがみられたものの、なお自立性は弱く、また雇用情勢の悪化懸念や海外経済の下振れ懸念など景気悪化のリスクが払拭できず、依然として厳しい状況にありました。
 当社グループを取り巻く事業環境は、各セグメントの主要製品が需要低迷の影響を受け受注が減少し、特に第3四半期以降は、一部の製品については一時的な受注の増加があったものの、非常に厳しい収益状況が続きました。
 このような経営環境の中、当社グループは、全グループを挙げて生産性の向上、原価低減、経費削減に注力してまいりましたが、減収による利益の減少や岡山事業所の新設に伴う固定費増加分を吸収するまでには至りませんでした。
 その結果、当連結会計年度の売上高は9,627百万円(前連結会計年度比4.9%減)、営業利益は294百万円(同62.3%減)、経常利益は252百万円(同64.4%減)となりました。当期純利益は、「棚卸資産の評価に関する会計基準」適用に伴うたな卸資産評価損55百万円を特別損失に計上したことなどから、92百万円(同65.9%減)となりました。

■製品区分の状況

[ 放電加工部門 ]

 各種金属製品の受託加工は、景気低迷の影響を受け、自動車、医療機器関連等の受注が減少いたしました。また、第2四半期までほぼ順調に推移しておりました産業用ガスタービン部品加工においても、第3四半期以降に景気低迷の影響が出始め、受注が減少いたしました。  
 その結果、放電加工全体では減収となり、売上高は4,541百万円(同8.5%減)となりました。

[ 金型部門 ]

 アルミ押出用金型は、第3四半期末以降において、取引先の金型入れ替え等により受注が予想以上に増加しましたが、第3四半期までの低迷が影響し、自動車関連の不況と合わせ売上は減少いたしました。また、自動車排気ガス浄化用セラミックスハニカム押出用金型においても、内外の自動車生産台数の大幅な落ち込みにより売上は減少いたしました。            
 その結果、金型全体では減収となり、売上高は2,553百万円(同19.0%減)となりました。

[ 表面処理部門 ]

 航空機エンジン部品・産業用ガスタービン部品・自動車部品等の表面処理は、景気低迷の影響を受け売上が減少いたしました。また、クロムフリー塗料においては、前期並みで推移いたしました。  
 その結果、表面処理全体では減収となり、売上高1,168百万円(同17.7%減)となりました。

[ 機械装置等部門 ]

 自社プレス機による受託加工は、自動車生産台数減少の影響を受け、自動車部品加工の受注が減少いたしました。しかし、機械装置では、電解加工機とプレス機械において売上が増加いたしました。  
 その結果、機械装置等全体では増収となり、売上高1,364百万円(同131.6%増)となりました。