“工作機械並みの高精度”をコンセプトに開発を行った直動式デジタルサーボプレス機「ZENFormer」は、
独自の新技術で完全平行制御を実現すると共に、ナノレベルの圧倒的な高精度加工を実現しました。
「市村産業賞」、「新機械振興賞」、「ものづくり日本大賞」、「MF技術大賞」など多くの表彰を受けました。
「ZENFormer」シリーズは、お客様のニーズに合わせたカスタム仕様の設計にも対応しております。
また、メンテナンスやカスタムの依頼にも幅広くご対応させて頂いております。
ZENFormer
デジタル化の進んだ制御システムで”プレス加工の見える化と知能化”を可能に。DX時代の先駆けへ。
ダブルスライドでは2つのスライドの動きで補正するなど新工法で高精度成形を実現し、プレス加工を革新します。

シングルスライド

ダブルスライド
ZENFormer nano
ZENFormerの特徴を維持しながらアンダードライブ構造の採用でプレス機械のコンパクト化を実現。
金属箔・フィルムなどクリーンな環境が求められる高精度加工分野に適応し、多種多様なラインへ組込みが可能です。

ZENFormer torque
1mクラスのロングストロークで
射出成型に対応する高精度なサーボプレス。

ZENFormer Plus
粉末成形に技術革新
3スライド×独立制御で繊細なモーション制御を可能に。

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ZENFormer を導入することで様々な課題を解決できます。
よりわかりやすく、用途や加工事例や導入事例などを
掲載した特設サイト「ZENFormer lab」もご覧ください。




4軸独立制御
ボールねじ駆動による直動式4軸平行加圧構造は下死点位置決め、加圧力発生、姿勢制御、それら全てをサーボモータの制御で行っている点が、一般のサーボプレスと大きく異なる点です。スライドの四隅に各々設置されたリニアスケールで、4軸の位置を常時ナノレベルで測定し常に監視。測定値を基に、フィードバック制御で、最適な指令値を、各駆動軸に対して指示、偏心荷重が発生する動的瞬間、及び下死点までの全域で高い平行度を実現しました。
この平行制御のもと、最大加圧状態で長時間連続加圧状態を維持する等、あらゆるモーションの設定が任意に可能としています。
平行制御による加圧の優位性
偏心荷重のもとでも傾きを抑制し、高精度なプレス加工を実現。例えば、段差加工等で、成形荷重がバラつく場合でも、設備荷重を最小限に抑えて加工する事が可能です。
さらに、ダブルスライドモデルでは、内側と外側にスライドがあり、それらをインナースライド、アウタースライドと呼んでいます。駆動方式はシングルと同様で、4軸独立駆動方式を採用しており、フルクローズドフィードバックにより、高精度な平行制御とミクロン単位の下死点位置決めも、通常モデルよりも性能を発揮することができます。
工作機械並みの動的精度を実現
ストローク長さの設定は自由自在に設定できるとともに、ストローク全域で最大能力を発生可能です。ストローク中、及び下死点に於いてミクロン精度の平行度維持を実現します。モーションは、シンプルな V 字モーションの他、W 字モーション、パルスモーション、また下降、上昇途中で速度を変えたりと、自由自在に設定することができます。