サステナブル社会に必要なものづくり技術を提供し続けて
100年企業となるための基盤を構築する
中期重点方針
【成長への組織改革と人的資本投資の推進及び体制の整備】
当社グループは、経営の健全化及び新しいチャレンジをするための体制の整備を促進し、『中期経営計画2024』で進めていた市場の変化に合わせた組織改革及び人的資本投資をさら に推進させて、新たな成長を実現するための経営基盤を構築してまいります。
【事業ポートフォリオの再設定】
当社グループは、収益性・成長性等の観点から事業ポートフォリオを再設定するべく、投資配分の最適化を行い、リソースの有効活用と効率化を促進し、企業価値の向上を図ってまいります。
【標準化と自動化による業務改革の推進】
当社グループは、製造現場の効率化とものづくり改革を促進するべく、製造部門とは独立したエンジニアリング部門を新たに設立いたしました。本部門では、製造現場における課題のデジタルツールによる可視化と分析を強化し、迅速な問題解決と改善サイクル(PDCA)の加速を図ってまいります。加えて作業プロセスの標準化を進めて業務改革を推進し、生産性の向上に寄与してまいります。
【長期ビジョンを背景とした技術開発への取り組み】
当社グループは、当社長期ビジョンを実現すべく、サステナブル社会に必要なモノづくりとして、カーボンニュートラル社会を実現するための新しい市場分野に事業展開をしております。今後はさらなる技術開発をもって新しい社会への新製品実装に貢献できる企業を目指してまいります。
【海外展開を拡大し、成長事業の国際競争力強化】
当社グループは、成長事業の国際競争力の強化に努めており、特に欧米市場におけるガスタービン事業の受注が拡大しております。今後は、エネルギーミックスへの対応力をさらに高め、海外展開を拡大してまいります。
【ESG経営の体制構築】
当社グループは、SDGsを積極的に推進し、E(環境)・S(社会)・G(企業統治)及びサステナビリティを巡る課題に対応するために、マテリアリティの実現に向けて全社員が一丸となって取り組む体制を構築し、サステナビリティへの取り組みを推進してまいります。
【ステークホルダーから安心・信頼される会社】
当社グループは、ステークホルダー(当社グループに関わる全ての人々)との対話を通じ、皆様から安心・信頼される健全経営を推進し、人権に関する規範の遵守や多様性の尊重などに努め、ステークホルダーとの健全で良好な関係の構築と維持に尽力してまいります。
経営数値目標(連結)
中期経営計画2027 では、連結経営数値目標を掲げ、この3 ヵ年を再構築に向けた経営基盤の強化とバランスをとりながら、企業価値の向上と次世代に向けた取組みを着実に進めて参ります。
単位:百万円 | ||||||||||||||||||||
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なお、この「中期経営計画2027」は、本資料策定時点において入手可能な情報に基づき、3 年固定方式として策定しております。実際の業績などは、今後さまざまな要因によって記載内容と異なる可能性があり、急激なビジネス環境の変化、予測シナリオの見直しの必要性が認識される場合には、期中においてもローリングの実施を検討することといたします。