放電精密加工研究所では、プレス金型の製造からプレス機の課題を感じ、機械装置部門の技術を集約し、1990年頃から当社独自のプレス機開発を始め、2002年にデジタルサーボプレス機「ZENFormer」を開発しました。 ZENFormerシリーズでは基本構造に4つのサーボモータと4本のボールねじを用いた駆動方式を採用しており、各々のサーボモータを独自に開発した4軸独立制御という制御方法によって制御する事で、一般的なサーボプレスとは異なる、以下の3つの特長をもっています。
◆プレス加工中に発生する荷重の偏りに対して、スライド平行度を高精度に維持
◆ミクロンレベルのプレス停止位置の繰返し精度を実現
◆最大加圧力を全ストローク位置において発生可能

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この3つの特徴により、従来のプレス機ではできなかった高精度、また難易度の高いプレス加工を実現しました。今ではZENFormerから作られた多くの製品が皆さんの身近なものに使われています。