加工物を電極の形状に応じて加工する方法で、難削材の精密微細加工などに実施しています。
0.02mm幅のスリットのようなマイクロレベルの微細加工からロケットエンジンノズルスカートのような超大型加工を可能とします。

事例紹介

スパイラル・ねじれ形状加工

切削加工で曲面や円弧状に加工をする際、工具が届かず加工しきれない箇所が発生することがあります。当社は放電加工で電極を回転させながらスパイラルやねじれ形状のような複雑な形状も高精度に加工することができます。
また、自社内で電極も設計製作していますので、設計図通りの形状製作を実現します。

S字状の貫通穴

一般的な工法では直線方向に加工を行いますが、曲線を描くような加工は得意としていません。その為、そうした形状は設計しない、もしくは分割して結合する方法が一般的です。
当社では、放電加工で電極を回転させながら曲線加工をする技術を応用し、分割することなく実現することが可能です。
写真は、超硬材に、加工物正面方向にあけた穴に干渉させることなく横からS字状の貫通穴をあけた事例です。(貫通穴に黒紐が通っている)
この技術は、高温や高圧力などの厳しい環境で使用する遠心圧縮機部品の冷却孔加工に実施しています。

微細なスリット・穴(人工疵)

自社開発した微細加工専用の加工機により、ワイヤーカット放電加工を用いて微細な電極を加工し、放電加工機にその電極を取り付け微細なスリットや穴などを加工します。写真は、左のサンプルには 巾0.02mmのスリットを、右のサンプルには径Φ0.02mmの穴を施しています。
この技術は、医療用機器などの精密部品に実施しています。

減肉(人工疵)

こちらは、可動式の電極取付治具を製作し、曲がったパイプの中でも正確な位置に加工ができるようにした事例です。
この技術は、石油プラント用部品などへの人工疵加工に実施しています。